業績にサブリミナル効果パロマとリンナイ

2007年02月09日

サウンド・オブ・ポリティック

ベンチャーサポート川辺です。

先日NHKで、映画『サウンド・オブ・ミュージック』のモデルとなったトラップ家の次女・マリアさんが当時を振返るという企画が放映されました。
ナチスの迫害を逃れたトラップ一家が、紆余曲折を経て最後に辿り着いた“地上の楽園”は、第2次大戦当時、大英帝国に代わって世界に君臨しようとしていた超大国・アメリカでした。

ところで、当のアメリカの現状はと言えば、イラク戦争の蹉跌によって急速にその求心力を失いつつあるようです。

とは言え、何らかの事情で祖国を捨てざるをえなくなった時、大抵の人はNYなりLAへの移住を夢見ることに今も変わりはなく、よほどの変わり者でない限り、モスクワや平壌を目指すことはありません。

アメリカ社会の抱える問題−麻薬や人種差別問題など−の多くは、無制限な移民の受入れに端を発していると言っても過言ではありません。
しかし同時に、アメリカが建国以来、移民流入のダイナミズムを成長の原資としてきたこともまた疑いようのない事実です。

世界の難民がアメリカを目指さなくなった時−その時こそが、帝国の未来に黄信号が灯る瞬間なのかもしれません。

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gunner504 at 16:57│TrackBack(0) 川辺 

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