コツコツと。節分

2011年02月04日

異議あり

ベンチャーサポート税理士法人川辺です。

エジプト国民によるムバラク大統領叩きが最高潮に達しようとしています。

同国を30年にわたって支配してきたムバラク氏ですが、

政情不安定な中東で、在任中ただの一度も内戦を引き起こさせなかった統制力
パレスチナ問題の前進にも一定の存在感を発揮し続けた調整力
親米協調路線に外交方針を転換した現実的な判断力
イスラム原理主義者への弾圧を敢行した決断力
45万人の陣容を誇る中東最大の軍隊を育て上げた構想力

そのどれ一つをとっても、政治家として一級品というほかなく、なぜ彼があれほどまでに自国民のバッシングを受けなければならないのか理解に苦しみます。

確かに長期独裁政権によって、社会の停滞や閉塞感を生んだ弊害は否めません。

しかし、国家指導者の在任期間に比例して、サミット等の国際会議での発言力が増すことも一面の真理であり、少なくとも1年周期で目まぐるしく交代する“シバラク首相”より、ムバラク大統領の方が数段マシだと思えるのですが、いかがでしょうか?


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gunner504 at 09:43│TrackBack(0) 川辺 

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